初対面で相手に好印象を持ってもらえることは、セールスマンにとって嬉しいことですよね。
でも一方で、無意識のうちに相手に不快感を与えてしまっているセールスマンもいます。
そこで、「初対面で好印象のセールスマンになるための特徴」を本日はお伝えいたします。

不快に感じるセールスマンは、自分の目的のためのコミュニケーションをとる

今日の昼間、わたしはオフィスにいました。
チャイムがなったので開けると、保険の営業マンが飛び込み営業に。
店舗をひとつひとつ回って担当の挨拶をしに来たとのことで、オーナーが不在の旨を伝えたところ、名刺交換だけでもとのことだったので、わたしが代わりにご挨拶だけさせてもらったんです。

そこまでは良かったのですが…。
つぎの瞬間、わたしは衝撃を受けました(゚o゚;;

帰るのかと思いきや、おもむろに「働く女性の・・・についてアンケートをしているのですが・・・」とアンケート用紙を鞄から出してがっつりと質問してきたのです。

申し訳ないのですが、お断りしたところ「みなさんに答えていただいています。」と一言。

2度目の驚きを隠せずに、丁重にお断りしてお帰りいただきました。

恐らく、会社からこうこう、こういう場合は、このアンケートをとるようになどと指示があったのでしょうか…。
業界は違えど、同じ営業をしていた身としてとても悲しく感じた瞬間でした。

初対面で相手を不快にするコミュニケーションの特徴とは?

今回のケースから、相手を不快にさせるコミュニケーションの特徴を見ていきたいと思います。

ここからは、あくまでも私の主観です。
そして、人によって感じ方や捉え方が違うかもしれません。

今回のケースで私が不快に感じた5つの特徴です。

  1. 訪問の目的が途中からブレている
  2. 自分が知りたいことを知りたい、というコミュニケーションのスタンス
  3. 結局、「誰でもいい」と感じさせるスタンス
  4. お願いしているようだけど、押しつけがましい言いかた
  5. 外回りとはいえ、コートを着たまま挨拶をする

訪問の目的が途中からブレている

最初に訪問の目的を明示してくれたことは、受け答えする方として明確でわかりやすいのでとても良いので助かりますよね。
そのことに返答すればいいので。

私も営業をしていたので、今回のようなケースはとてもわかります。
例えば、門前払いされた時など、なんとかして会話を引き延ばしてみようとあの手この手を使ったことが確かにあります。

でもね、この経験をした今だからこそ言えます。
会話を引き延ばそうとすると、かえって相手の印象が悪くなります。
一度ついた印象というのはなかなか変えることはできません。

私の営業経験の中で、「引く勇気」というのはとっても大切だと学びました。
セールスマンだと会社からの追求などもあり、目先のことについとらわれがちになります。
やらないと、会社からはなんでやらないんだと。やったらやったで、お客さんからは嫌がられる。

そもそもそこに違和感を感じているようであれば、セールスの目的を履き違えているかもしれませんよ。

自分が知りたいことを知りたいというスタンス

人は信頼関係が取れていない人から、パーソナルスペースに入られるとイヤな感じを受けるもの。
相手を質問攻めしたり、おもむろにアンケートを取ること。
これは人によっては効果的かもしれないけれども、大半の方には警戒心を与え、とっても不快で窮屈に感じるようになる。

結局、「誰でもいい」と感じさせるスタンス

1つ目の訪問目的からずれているに付随するけど…。
今回はオーナーへの挨拶が目的だったんじゃないの?!

用件が済んだのに、なぜかそこに佇む。
そしておもむろにアンケートする。

「あれっ、用件はなんでもいいの?」と感じます。
それって相手に失礼極まりないですよね。

用件は達成できなかった、でもせっかく来たからにはタダでは帰れません。
そんなニュアンスがプンプンでした。

正直、「そんなついでの質問になんで答えなきゃいけないの?!」って感じですね。
ましてや飛び込み営業で来られているので、自らの仕事の手を止めて対応している。
言い方を変えると、仕事を遮られている。
厳しいようですが、目的の矛先が自分でないなら早く用件を済ませて欲しい、そして自分の仕事に戻りたい、というのが本音なんですよね(^_^;)

お願いしているようだけど、押しつけがましい言いかた

アンケートに対してお断りしたら、「みなさんに・・・」と。
そもそも、アンケートをとることに対して、YESも得ていないのに一方的に話を進めていくこと。
そして、だからこそそれに対してNOと答えたら、極端な捉え方ではありますが「断っているのはあなただけです」と言われたら、人によっては不快で仕方ありませんよね。

外回りとはいえ、コートを着たまま挨拶をする

正確な一般的なマナーかはわかりませんが、面会する前にはコートを脱ぐこと、これが私が営業の時に持っていたイメージです。
私自身も面会前にはどんなに寒くても、コートが邪魔でも脱いでいました。
上司も、部下も含みでそのような環境にいました。

また、コートは外のチリやホコリ、花粉を室内に運びます。
相手のお家やテリトリーに入る際には、事前に脱いでクリーンな状態を保つように意識していました。

正直私も何が正しいかはわかりませんが、これまでに不快なことを重ねられているので、正直セールスマンへの興味関心がゼロな状態です。
そうなると、頭の中はずっと、「早く帰らないかな」「いつ帰るのかな」の連発。
いつも気にならないような、服装だったり、身だしなみや立ち振る舞いにフォーカスしがちになります。

 

ツラツラ、私が感じたことを書きましたがいかがですか。
共感する人、しない人がいて当たり前だと思っています。

ただ、私自身がこのようなセールスマンでありたくない、そういう想いの中で10年以上セールスマンをしていました。
だからこそ、「売り込まない営業」ということを私自身は大切にしています。
そこに共感してくださる方がいたらとっても嬉しいのです。

初対面で好印象のセールスマンになるための3つの特徴

「初対面で相手を不快にするコミュニケーションの特徴」を踏まえ、初対面で好印象のセールスマンになるための特徴をいくつかご紹介しますね。

気づかいができる

空気を読めない人を一時期「KY」って呼んでましたね。
セールスにおいて空気を読んだ上で、気づかえること、このことってとても重要なことです。

気づかいは、自分主体ではできないことです。
その時、その瞬間の相手の状況に応じて、相手のことを考えて行動すること。

嫌われる勇気ではなく、引く勇気を!

一つ目の、「気づかいができる」からこそ、生まれるのが、「引く勇気」。

物事でも、「一歩引いて見てみるといい」と言いますよね。
一歩引くことで、見えなかったことが見えるようになったり、違った視点で物事が見えるようになります。

ビジネスにおいて、売り込むセールスだと、相手の話をじっくり聞いたり、相手を尊重することができなくなりませんか?

Give&Takeという言葉があります。
成功の秘訣は、Give&Takeでなく、「Giver」であることだと言われています。
セールスマン自身が心の余裕を持ち、さらに、相手の話を聞きまた、相手を尊重すること、その先には相手が感動するサービスであったり、相手が心から喜んでくれるサービスを提供することなのです。

傾聴力、つまり、相手の話を聴くチカラ!

気づかい、引く勇気、これをする上で外せないものが、聴くチカラ「傾聴力」です。

「聞く」と「聴く」の違いご存知ですか?

聴くは、漢字の通り、耳できき、目できき、心できく、きき方です。
相手の話を一語一句聞き逃さないように聞くことではないのです。

傾聴力を磨くことで、相手の意見や感情を表面的でなく本質的なところまで引き出すことが可能になります。
それによって、相手の真のニーズを知ることができるのです。

日常でできる傾聴力の磨きかた

ここからは日常でもできる傾聴力の磨きかたをご紹介していきます。
例えば、時間を作ってカフェや公園など落ち着ける場所に行ってみましょう。

そこにいる人たちがどのように感じているかをただただ、感じてみてください。

  • 怒り、退屈、イライラ、不安などどんな感情が伝わってきますか?
  • 他に、その場で起こっていることで何か気づくことはありますか?
  • 人々が出たり入ったりするとき、その場はどんなエネルギーに変わりますか?

今度は目をつぶってください。

  • 目を開けているときには気づかなかったことで、何か気づくことはありませんか?

私のオススメは公園の芝生にゴロンとすることです!
今の時期は寒くてできないかもしれませんが。

是非試した感想などいただけると嬉しいです^^